石毛直道 自選著作集  全11巻+別巻1
第Ⅰ期 1~6巻 価 格/42,000円(税別)
第3巻 麵・乳・豆・茶とコーヒー 第3巻
総 目 次
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(単行本等)=『 』
(論考等)=「 」

1 麵 ..............
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5
 

『麵の文化史』.......
..........

7
 
はじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8  
  そば屋の小僧になりたい8
  麵文化研究の現状 10
   
一 麵のふるさと中国 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16  
  粉食と粒食 16
  コムギはシルクロードから 18
  麵と餅 20
  餅の分類 21 麵片小史 25
  水引餅の再現実験 29 
  切り麵の出現 33
  麵食店の繁栄 36
 
二 麵つくりの技術‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 43



  麵の分類 43
  麵とはなにか 44
  麵の仲間はずれにした食品 47
  製麵法を五つに分類 49
  手延べラーメン系列 52
  そうめん系列 55
  切り麵系列 57
  押しだし麵系列(1)リョクトウ 60
  押しだし麵系列(2)ソバ・ハダカエン バク 62
  押しだし麵系列(3)コメ 65
  粉について 70
  河粉系列 71
 
三 日本の麵の歴史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 75
  麵文化の問題点 75
  古代のコムギ粉食品 76
  索餅とむぎなわ 80
  菓子か麵か 82
  『延喜式』の索餅 86
  索餅の再現実験 89
  索餅=切り麵説の検討 94
  麵の計量単位をめぐって 96
  索餅からそうめんへ 101
  そうめんの食べかた 104
  切り麵の問題 108
  そば切り 112
 
四 朝鮮半島の麵 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122
  ネンミョンとクッス 122
  平壌冷麵 124
  畑作地帯はネンミョン 127
  麵食小史 132
 
五 モンゴルの麵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 138  
  ゴリルとゴエモン 138
  麵食の普及はいつか 140
   
六 シルクロードの麵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145  
  東からか、西からか 145
  はじめてのラグマン 147
  ラグマンの種類 152
  二種類の切り麵 154
  奇妙な麵、ナリン 158
  ラグマンは東から、ピラフは西から 160
   
七 チベット文化圏の麵 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 166  
  ソバ畑をもとめて 166
  ダッタンソバ 168
  プッタつくり 173
  チベット難民が伝えた麵 177
  チベット文化圏のなかで 180
 



八 東南アジアの麵 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 184
  三三種類の麵料理ぜめ 184
  麵料理の多様性 187
  麵の種類と歴史 191
    (一)カノム・チーン/(二)セン・ミー/
    (三)クオイ・ティオ/(四)バー・ミー/
    (五)ウン・セン
  ニョニャ料理 199
  ペナン・ラクサ 201
  ネジ式の押しだし機 203
  ペナンの麵の種類 206
 
九 アジアの麵の歴史と播 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 210
  名称の分布 210
  五系列の分布 212
    (一)手延べラーメン系列/(二)そうめん系列/
    (三)切り麵系列/(四)押しだし麵 系列/
    (五)河粉系列
  文明論としての麵食 223
 
一〇 イタリアのパスタ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 228  
  プリモ・ビアットの料理 228
  パスタとは 231
  ラザーニャとマカロニ 235
  イットリーヤ、ヴェルミチェッリ 240
  スパゲッティ博物館 245
  イタリアの手打ちそば 253
 
一一 ミッシング・リンクをさぐる ‥‥‥‥‥‥ 259  
  マルコ・ポーロ伝説 259
  シャアリーヤとフィダーウシュ 263
  クナーファ 266
  イットリーヤのせんさく 268
  ミッシング・リンクをつなぐ 272
 
一二 あらたな展開‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 279
   外食と機械製麵 279
   即席麵革命 282
   食事文化を映す鏡 287
 
講談社文庫版へのあとがき‥‥‥‥‥‥‥‥ 292  
学術文庫版へのあとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 295  

2 乳..............
...........

297
 

「世界の乳食文化」..................
.

299
 
一 乳しぼりと牧畜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 299  

  1 牧畜とは 299
  2 乳しぼりと去勢 301
  3 伝統的乳しぼり圏 302
  4 牧畜文化の四類型 304
    (1)ステップ牧畜民/
    (2)砂漠・オアシス牧畜民/
    (3)サバンナ牧畜民/(4)ツンドラ牧畜民

 
二 乳製品の加工体系‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 305  
  1 乳糖不耐症 305
  2 ダトーガ人の暮らしと乳 306
  3 乳加工体系 310
  4 発酵乳 312
   
三 日本の乳食文化 ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯ 314  

3 豆 ..............
........

321
 

「世界の豆食文化」.................

323
 
  人類史における豆 323
    
農業以前
  豆の食べ方さまざま
    煎り豆/野菜としての豆/煮豆/インドのダール/
    つぶして食べる

  納豆とその仲間 328
  東アジアの知恵 331
    魚醬から穀醬へ/豆乳・湯葉・豆腐
 




4 茶とコーヒー .............

337

「 文明の飲みものとしての 茶とコーヒー」.

339
一 はじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 339
二 飲茶の文明圏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 342
  1 対象の限定 342
  2 中国 345
  3 日本 346
  4 チベット・モンゴル 346
  5  ロシア・シベリア・西アジア・
     北アフリカ 351
  6 イギリス 357
  7 伝統的飲茶の類型 359
 
三 コーヒーの文明圏 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 362
  1 アラビア・トルコ 362
  2 ヨーロッパ 364
 
四 茶国民とコーヒー国民‥‥‥‥‥‥‥ 365
  1 一人あたり消費量の算定 365
  2 消費の国際比較 368
    a茶/bコーヒー
 
五 文明のうえにのった飲みもの ‥‥‥‥ 373  
  1 飲み方の類型とその分布 373
  2 宗教との関連 377
  3 薬品から常用品へ 379
  4 茶とコーヒーの相互乗りかえ 384
 

[追記]‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 387
    (a)タイ/(b)マレー半島部/(c)シンガポール/
    (d)インドネシア/(e)フィリピン
 

[解説].....................
......

403
食文化研究と企業 404
『麵の文化史』 405
「世界の乳食文化」 408
「世界の豆食文化」 410
「文明の飲みものとしての茶とコーヒー」 411
 

初出・底本一覧 .....................

415
   
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