敗戦後、関西の地で女性の自立的な労働組合運動の源流となった「勤労婦人聯盟」の歩みと活動を明らかにする。企業や産業の枠を超えて作られた働く婦人の共同戦線、その組織を担った女性たちの苦闘と連帯の絆を探る。戦前・戦後における「労働組合婦人部」をめぐる変遷を付す。